その景観を楽しみながらみかんを食べてもらいたい

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全くの素人の自分が果樹菜園部でみかんに関わり、1年7ヶ月がたつ。

初めの1年は中西さんからその時期にやること(害虫防除・摘果・肥料・剪定など)木・葉・実・草の状態を見て、今やらなければいけないことが伝えられた。
だが2年目に入ると、こちらが聞いていかない限り何も教えてくれなくなった。

今年は雨の日が続き草の伸び方も早く、「毎日毎日が草刈り・・・」という日が続いた。
そんな時に「除草剤を使う事も出来るし、草を伸ばしておく事も出来る」と言ってくれた。
今思うと「遠くから見てくれていたんだなあ」と、気持ちの大きさを感じる。

朝の集まりで今年の「みかん収穫」はどうしようかという話になった時、過去のみかん収穫の様子が語られた。いろいろなことを感じながらやってきているんだなあと思った。
そして最後に「米山さんが考えている事をやってみたらいい」と言ってくれた。

俺の一番したかったことは、世話をしたみかん畑に皆に来てもらいたいことだ。
青い空、緑の葉、オレンジ色のみかん、その景観を楽しみながらみかんを食べてもらいたい。そんなことがやりたい。そこで、「みかん狩りにきてほしい」と提案した。

一番のりは春日山の養護部で野外食付き。日曜市や、ふるさと村の企画でも来てくれた。
一度来た人が他の人を連れてきて、最高3回来てくれた人もいた。
春日は老蘇さん達までも楽しんでくれた。
豊里ではファームのお客さんも大勢来てくれたし、職場では諸国の人や、子や孫を連れての家族連れや、仲良し班でも来てくれた。

昨年は収穫だけだったので60人位の人が関わったが、今年は 食べるだけの人・収穫の手伝いに来た人・贈り物用に収穫した人など、12/8で550人を越えた。
三重県下の他Gの人たちも弁当持参で収穫して行った。大勢の人に来てもらえるのは本当に嬉しい。

昨年は初めてやることばかりで、だだっ広い畑で繰り返される一人仕事の防除は身にこたえた。夏はヘロヘロになり、熱中症で何回も夜中に足がつった。ただただ疲れて辛かった。 今年も夏にハチに3回刺され、パンパンに腫れて病院に駆け込んだり、腰も痛めたりしたが、《みかん狩り》で大勢の人に出会い、触れ合い、会話も出来、子供たちからも名前で呼ばれるようにもなった。張り合いができた。
みかんをやるのが楽しいと思えるようになったことが俺の最大の収穫です。

果樹菜園部米山英男