施設の建設はじまる

施設の建設はじまる -ヤマギシズム生活豊里実顕地-

適性規模実顕地を目指して造成に着手された、ヤマギシズム生活豊里実顕地では、その後着々と建設がすすめられている。
八月三日には、綺麗に整地された小高い丘の上に、十家族が生活できる宿舎の棟上げが行われた。棟上げには春日の各機関や実顕地代表者会議の人々も応援にかけつけ、総勢30人、みるみるうちに40メートルの宿舎の骨組みがその姿を現わした。
その向い側では、広島の神石実顕地からブルドーザー持参で応援に来ている森上さんが、エンジンの音も高らかに、整地作業を続けている。草ぼうぼうの丘は、 次々とその地肌をみせていく。数か月もすればこの草むらも、5haの広大な平坦地と化し、理想社会実現に励む人々の歓喜の声と、明日への黎明を告げる鶏鳴 がこだましているであろう。〈A〉
(1969年8月15日付けんさん紙より)