レモン・レモン・レモン

ある日の職場研で、中井さんがバケツに見かけの良くないレモンを入れて持ってきて、

「このレモンいっぱいあるんやけどどうしょう?」

切ってみると中身はみずみずしい。

「いっぱいあるって、どのくらいあるん?」

「ものすごくある、2トンくらい」

「それやったら、果樹菜園部で豊里ファ-ムで安く売ろうよ。袋詰め放題とかして」

「国産レモンは皆喜ぶわな」

とか色々出て、実際にレモン収穫の話がまとまり、吉田さんが受け入れに立ってくれることになった。

次の日の連絡研で出したら、
レモンは詰め放題にしてもそんなに食べられないで。
それで袋詰めにして100円で出してみることに。

初めてのレモン収穫には、職場の人たちや声をかけた人、太陽の家の子たちも来ていた。
(レモンの木にはすごいトゲがあるんだと初めて知った。)

袋詰めは佐貝さん夫婦がしてくれることになり、袋をどうしょうか?から小出悦子さん、沖永さんと人が動き出して思っている以上の動きが始まった。

「のぶさん、やれる範囲で売り場に出ること出来る?」

「いいよ!」

1回目、よく売れて「ヤッタァ―」
後半は吉田さんが計量して袋詰め。

収穫、袋詰め、運搬、管理など…、
ファ-ムで買ってくれる人の手に届くまで沢山の人たちが関わった。
そしてレモンも活かされた。沢山のレモンが売れた。

果樹菜園部大窪富子