タラの芽栽培

茅山さんの畑の一角にタラの木があった。

主のいなくなったタラの木は荒れ放題、誰も管理する人がいないとのことだった。
よくみると棘のない雌タラ、今まで小生が栽培していたのは棘のある雄タラ。
タラの芽は大好物だし、これは面白そうだとやってみることにした。

去年は環境を整えただけで収量は僅か、みなさんにおすそ分けした程度だった。

今年の春は前年の剪定、日当たりがよくなった成果が現れ、かなりの収量が見込まれそうになった。

愛和館ではもう既に伊達さんの作ったタラの芽料理を食べたことだし、会員さんやら活用者の人たちへの贈り物にしようかなと思っていた。

そこへ降って湧いたように豊里ファームの誕生、更に旬の野菜コーナーができるとのこと。
担当者に聞くと、多種多彩の野菜が出品されるのは大歓迎の返事。

さっそく「ぎゅうとら」に行って見本をひとつ買ってきた。4~5個の袋詰め、なんと雪国の青森産だった。

大小50本ほどの木から日をおいて3回収穫して2.7㎏(数にして200個ほど)を小出悦子さんらに袋詰めしてもらって、40袋を4月7日豊里ファームの初日に出品した。あっという間に完売。

その後来年のために剪定したが、ちょっと待てよ、4月まだ雪の青森で、もう既にこちらと同じようにタラの芽が生産されている!!何故だ?

インターネットで検索してみた。
なんと青森では雪の降る前に剪定し、その枝を保存して、正月明けてから暖房したハウスの中で芽だしをしている。
しかも一本の木の脇芽ごとに裁断(2~3cmの長さ)それを水耕栽培、なんと賢い方法だこと。
小生のやり方だと頂芽だけしか取れないので一本の木からせいぜい2~3個、青森方式だと一本の枝から少なくとも10個は取ることができる。しかも去年を捨てていた剪定枝を有効に利用できることになる。

これは挑戦し甲斐のある実験、タラの芽の大量生産めざして試行錯誤するのが面白い今日この頃です。

果樹菜園部大角宏一