松阪仔牛市せり市場

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5月10日、定例の松阪子牛市場せりがあり、同時開催の仔牛共進会でヤマギシの出荷した牛が去勢部門優等賞一席と三席、メス部門優等賞一席と三席を受賞した。

松阪の共進会は去年口蹄疫で開催されず、今年で18回目。
「ヤマギシの子牛は余分な脂肪が付いていなくて、理想的な曲線で育っている」と評をもらった。

飼育をしている洋子さんは「記憶に残らない位、手のかからない健康な牛を連れて来ています。飼料稲をはじめ、自家配合のエサ、そのエサならし、楽しんでやってることがよかったのかな」と話していた。

 

 ヤマギシが子牛のせりに初めて出荷したのは1998年、3頭からだった。
この5年ほどは、毎月50頭余りを出荷している。松阪の市は他の県に比べると小規模ながら、ヤマギシが出すことで市場が安定して、活性化してきたと言われている。

私 は市場で動くヤマギシの若者の姿が心に残った。今回はいつもの建設メンバーがいなくて、養豚や蔬菜でやっている青年、高等部生も初めて入っての市だった。 肉牛で専門にやっているのは2人でも、社員や実習生、親元の子、職場も関係なく、寄せ集められたメンバーが一つになって、審査する県畜産試験場の獣医さん やJA三重の職員はじめ、生産者、購買者と一緒に淡々とセリを成り立たせている。タダの牛の売買ではない、セリを通しての交流やそこでの社会やドラマを見 せてもらった。初参加の高等部生が牛が思うように動かず、手こづっていると大窪啓也さんが手伝ってさっと移動し、流れて行った。

 

帰ってきた彼らは、「牛が重くて疲れた」と言っていて、男でないと出来ない仕事、若者の仕事だな、いい場だと思った。

初参加の高等部生は「今回は生まれて10カ月の子牛だけど、今日乳牛見たらでっかくて、あらためて迫力あるなーと思った」

岡田和志さん(26)は「一人ひとりが求められたことに反応して生まれる力が面白い。肉牛側も広い目で見てくれている」と話していた。

【豊里実顕地 喜田栄子】

地元の農家の人と共に表色式

初参加の小林君と風児さん

初参加の小林君と風児さん

日頃は乳牛部で実学

日頃は乳牛部で実学